カテゴリー別アーカイブ: フレモニ・ネタ(~07年4月5日)…終了

「洋蘭博」会場に若者たちの情熱

カテゴリー: フレモニ・ネタ(~07年4月5日)…終了
投稿日:

さて、先週末……土曜日の午後、ラジオ沖縄は、本部の海洋博公園から「出前放送」(中継放送)を行いましたけれども、私も同じ時刻に、海洋博会場におりました。

 

私は、熱帯ドリームセンターで開催中の「沖縄国際洋蘭博覧会」の仕事でお邪魔していたんですが……。

 

この洋蘭博は、1万2000点ものハイレベルの蘭が国内外から集められた国内最大規模のイベントです。毎年行われておりまして、今回で21回目を数えます。お客様も、国内外からいらしています。

 

その展示のなかで、「ぜひ、リスナーの皆さんに足を運んでいただきたいなぁ」と思った併設コーナーがありましたので、ご紹介させてください。

 

さて、悦子さん(ラジオ沖縄・屋良悦子アナウンサー)。野生蘭……という言葉を聞いたことがあると思うんですが……。ナゴランなどが、有名ですね。

 

日本には、野生蘭が、およそ270種あるそうです。

 

そのうち、沖縄にはなんと、およそ120種もあるんだそうです。

 

つまり、国土の1%といわれている沖縄に、およそ半分近くの、日本の野生蘭が自生しているんですよ。

 

沖縄はそれだけ自然が豊かだ……という見方もできるんですが、現状は、そんな呑気なことを言っていられないんですね。

 

沖縄の野生蘭のうち、9割が絶滅の危機にあるんです。乱獲と、乱開発のためです。

 

で、ここからが私、今回、感動したところなんですが……。

 

そんな危機的な現状のなかで、沖縄の野生蘭をなんとか守らなくては!……と頑張っている人たちがいます。

 

そのなかに、高校生たちがいるんですよ!

 

中部農林高校の園芸科学科・植物バイオ専攻の生徒さんたちと、北部農林高校の園芸工学科・生物工学コースの生徒さんたちがそれぞれ、種からの増殖によって、絶滅の危機を脱しようという取り組みをしているんです。

 

で、今回の洋蘭博では、初めて「沖縄の野生蘭展」を併設しまして、彼らの研究成果が初公開されています。

 

いうまでもないことですが、野生蘭には、地球が誕生して以来育まれてきた貴重な遺伝子がぎっしり、詰め込まれています。その「遺伝子の宝庫」「地球の財産」をなんとかして守ろうと立ち上がっている若者たちがいるんですね!

 

展示を拝見して、半端ではないんです、取り組みが!……私は感動しました。

 

もちろん、両校の取り組みに対して、熱帯ドリームセンターの研究者・スタッフたちが、もろもろの協力をしております。その協力関係が培われてきたからこそ、今回の「沖縄の野生蘭展」につながったということです。

 

ぜひ、洋蘭博へお出かけになって、若者たちの取り組みに触れていただきたいと思います。

 

洋蘭博ではその併設展のほかに、1月に新品種登録された蘭が、華々しく展示されています。

 

デンドロビウムという種類の蘭なんですが、世界登録された、その名前は、「アイ・ミヤザト」。

 

パステル調の色合で、優しい感じといいましょうか、和む感じの〈ちゅら蘭〉でした。

 

日本ハムのキャンプ見学や、カンヒザクラの花見と併せて、洋蘭博に、お出かけになってみてはいかがでしょうか。来週の連休・12日まで開催しています。

 

*07年2月5日のラジオ沖縄「フレッシュモーニング」で放送。

 

*写真は、1月に新品種登録された「アイ・ミヤザト」。クリックすると拡大します。チュラカーギーの蘭です。



関連記事
    None Found

胃袋の故郷~中華そば屋「江ぐち」

カテゴリー: フレモニ・ネタ(~07年4月5日)…終了
投稿日:

この週末に、所用で、東京へ出掛けてきました。

 

生活の拠点をこちら(沖縄)に移して25年にもなりますと、「東京に帰省した」という表現が使いにくくなるものです。ついつい「出掛けました」などと言ってしまいます。

 

私は、東京都国分寺市の某アパートで生まれ、3歳のとき、歩いて三十分ほどの所にある府中市栄町の一戸建て住宅へ引っ越し、そこでずっと育ちました。

 

その実家は、両親が神奈川県に引っ越したために一昨年、消滅してしました。

 

今回の東京行で、思わぬ調整時間が生じ、実家があった周辺を歩いてみる気になりました。

 

そのセンチメンタル・ジャーニーの途上、これまたふと、JR三鷹駅で途中下車する気になってしまいました。

 

高校時代から浪人時代(2年も!)、そして大学時代にもよく通った中華そば屋「江ぐち」を再訪したくなったからです。

 

噂で、まだ営業を続けていることは知っていました。

 

しかし、移転したという場所までは記憶に留めていませんでした。ですから、イチカバチカ……で三鷹駅南口に立ったのです。

 

すっかり変貌してしまった商店街を、訊ね訊ねて探し回ったところ、ついに、発見!……駅から数分で行けるところを、私は二十分ほども探索していたのでした。

 

意外なことに、「江ぐち」は、ビルの地下1階に移転していました。

 

人気は相変わらずで、席が空くのを待っている人たちが入口で並んでいるではありませんか。

 

私が通っていた当時、調理を(代わりばんこに)担当していたオジサンは3人。そのうちの1人が調理場の端に立っていました。

 

「25年ぶりにお邪魔しました!」と声を掛けたら、「なんか、見覚えがありますよ!」と、これまた相変わらずに愛想よく、世辞を言ってくれました。

 

私が注文したメニューは、昔と同じ、「たけのこラーメン!」。

 

メインの調理人こそ若い人に変わっていましたが、カウンター越しに、麺をシャカシャカゆであげ、かつ、スープをダーッとつくる手順が見られるのは、当時のまま。

 

味もそのままでした。

 

特に、麺の食感がたまらなく懐かしかったです。この食感を知ってしまうと、この店が「ラーメン」ではなく「中華そば」をうたっているのが頷けるのです。

 

すごく美味しいわけではないのに、すぐにまた食べたくなるのは、なぜなのかなぁ。……この疑問も、そういえば学生時代にも思ったものでした。

 

また、行きたいなぁ!

 

胃袋の故郷はまだ、健在でした。

 

ありがとう。

 

*07年1月23日のラジオ沖縄「フレッシュモーニング」で放送予定。

 

*「シャカシャカ」「ダーッ」で厨房の光景が浮かぶ人は、お友達(江ぐちファン)ですね。次にお邪魔するときは、少し早めに出掛けて、あの「おつまみ」でビールをまず飲んでみようなかな……などと思っております。



関連記事
    None Found

「ハークション!」の後に

カテゴリー: フレモニ・ネタ(~07年4月5日)…終了
投稿日:

ハークション!……クスクエー!

 

と、くしゃみをする人、沖縄にはいますよね。合いの手に必ず「クスクエー」を添えて。

 

この合いの手、地方によってさまざまで、「クソクラエ!」という所もあれば「オンドレー!」という地域もあるそうです。

 

先日(07年1月13日付)の日本経済新聞を読んでいましたら、特別編集委員が担当する「妙なお話」というコラムがありまして、くしゃみをめぐるあれこれが書かれていました。

 

それによりますと、くしゃみをすることを昔は「鼻ひる」と言ったそうです。

 

「ひる」とは、「屁をひる」の「ひる」で「放つ」という意味です。

 

それが鎌倉時代に入ると劇的に変化して、京都を中心に「くさめ」に変わったんだそうです。

 

その原因が面白いんですが、説が二つあります。

 

昔の人はくしゃみを、制御不能な生理現象のために「邪悪なものに魂を押し出される予兆」と思っていました。

 

で、くしゃみをした直後に、休息万命(くそくまんみょう)という呪文を唱え、それが略されて「くさめ」になった……というのが、ひとつ。

 

もうひとつは、邪悪なものを罵倒するために、くしゃみをしてしまった直後に「糞食らえ!」と言ったのが、「くさめ」になったという説です。

 

民俗学者の柳田国男は「糞食らえ」説をとっているそうですよ。

 

また「ハークション」のなかにも「クショ」は「糞」で、邪悪払いが込められているとか。

 

そういえば、赤ちゃんや幼児は、しっかり「ハークション」とは発音しませんものね。そうそう、外人さんも。

 

インフルエンザが流行始めています。

 

「ハークション」の後に、「クスクエー!」と呟く人は、皆さんの身近にどのくらいいらっしゃるでしょうか。

 

……えっ?こんな話題、「クスクエー!」ですって?

 

*07年1月23日のラジオ沖縄「フレッシュモーニング」で放送予定。



関連記事
    None Found