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軍事評論家が普天間移設問題の《落とし所》を予見

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軍事評論家で、私がパーソナリティーを務めているラジオ沖縄「フレッシュモーニング」の一コーナー『森永卓郎のなるほどニュースネットワーク』の解説者でもある神浦元彰氏が、自身のウエブサイトで、『朝日新聞』の記事(06年4月5日付)を解説しながら、普天間飛行場移設問題の《落とし所》を予見しています。

 

下記は、その要約です。

この(朝日新聞の)記事で他紙の記事にはない重要なことが2点ある。まず(防衛庁と名護市の)双方が次回協議で決着に合意したという部分。さらに島袋市長が「埋め立て」にこだわらない姿勢を示したこと。3地区の上空を飛ばないだけというなら、滑走路の角度を変更するとかの《微調整》で可能となる。滑走路の角度を逆時計方向に10度ずらして、東北に向けば、私が最初に推測した「ゴルフ場(リゾート施設)」の上空通過コースに重なる。すなわちこのゴルフ場こそ、有事(戦争)の場合に対空部隊が移駐して展開する地域となる。全国の軍用滑走路の延長線上に付近にゴルフ場や広い公園があるのはそのためだ。また陸自や空自の対空ミサイル部隊が移動式なのは、有事の際に滑走路延長線上のゴルフ場や広い公園に移駐するためである。

 

なぜ滑走路の延長線かといえば、敵の航空機が滑走路を攻撃する場合、攻撃がしやすいように滑走路に沿った角度で飛来してくるからだ。それを真正面で対空ミサイル(高射機関砲)を発射したり、攻撃後に飛ぶ去る背後から対空ミサイル(高射機関砲)を発射するためである。

このように軍事常識で考えるなら、防衛庁側が示した10度ずらす案(《微調整》案)は新設される基地を軍事価値の高い基地に格上げすることになる。これは防衛庁の妥協案ではなく、最初から計算された修正案という真相が隠されている。

 

あえて今回の協議の結論を言うが、私は名護市が要求する「沖合埋め立て」は無理と確信する。辺野古の沿岸の海を埋め立て、沖縄の環境(自然)を破壊する案は絶対に進まない。そのようなハイリスクを賭けて基地を建設する価値がない。それは軍事を知らない外務省官僚程度の頭脳が考えることである。今でも防衛庁が《微調整》案に強気なのはこのためである。

 

これでこの問題の落とし所は見えた。次回の協議で交渉は妥結すると思う。もし双方が妥結に失敗すれば、この基地は第二の成田問題に発展する。

 

 

ご覧のように、神浦氏は堂々と、防衛庁サイドが提案した《微調整》案は現実的……と予見しています。

 

「防衛庁側が示した10度ずらす案(《微調整》案)は新設される基地を軍事価値の高い基地に格上げすることになる。これは防衛庁の妥協案ではなく、最初から計算された修正案という真相が隠されている」とは、ドキリ……。

 

果たして?

 

*写真は、「キャンプシュワブ沿岸案」では滑走路の入口になる一帯(鈴木撮影)。クリックすると、拡大します。

 

*神浦氏のレポートをご覧になりたい方は、下記のHPをご覧あれ。↓

 

関連リンクはこちら >>> クリック!!



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カヌチャホテルにも影響大か 「シュワブ第3案(沿岸案)」

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『琉球新報』『読売新聞』両紙の報道によりますと、日本政府は昨日(05年10月12日)、普天間飛行場移設問題で、キャンプ・シュワブ沿岸部に施設を建設する「第3案(沿岸案)」を模索する方針を決めた……と報じています。

 

現在検討しているキャンプ・シュワブ演習場地区の「内陸案」にアメリカが難色を示している情勢を踏まえてのことです。

 

この「第3案」について『読売新聞』は、アメリカ側が採用を求めている「浅瀬案」との折衷案となる「一部埋め立て案」……と表現。

 

『琉球新報』は、内陸部の演習場地区ではなく沿岸部の兵舎地区に滑走路を設置する案で、東北東の大浦湾側に一部埋め立てを伴う……と報じています。

 

写真は以前、宿泊していたカヌチャベイホテルの一室から私が撮影したもの。(クリックすると拡大します)

 

「沿岸部の兵舎地区」が映っています。一部埋め立ての滑走路も、手前に飛び出してくるはずです。

 

つまり、この景観がガラリと替わる案が、「第3案(沿岸案)」です。

 

この案で、SACO合意内容を譲らない稲嶺沖縄県政と、果たして折り合いがつくか、どうか。

 

ちなみに今朝の『琉球新報』社会面トップ記事は、地元の声を伝えています。見出しは下記の通り。

 

「県内ありき」に反発
普天間移設に第三案
地元翻弄 内陸、浅瀬、沿岸……
「県外目を向けて」

 

この見出しは、地元マスコミのスタンスでもあるようです。



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「ファスティング・ダイエット」体験記【その後】

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今年(05年)2月11日~13日に「ファスティング・ダイエット」を敢行し、4・6キロのダウンを果たした体験レポート(「ファスティング・ダイエット」体験記 上・下)を、この「レポート&エッセー」にかつて掲載しました。

 

その後……について、報告します。

 

2月下旬あたりから、リバウンドが激しく起きました。

 

こりゃいかん……というわけで、「朝だけファスティング・ダイエット」(朝食は特製濃縮ジュースのみ)を4~6月(3カ月間)に実施。

 

その結果、6月末には、1月末時点(ファスティング・ダイエット直前)の体重と比べて、3キロの減量に成功しました。

 

そして、7月11日から、新しいダイエット法を開始。

 

それは、「炭水化物」「アルコール(酒類)」「甘いもの」を100%抜き、朝昼夜の食事とも、多種の食材をバランス良く摂取する……というものです(一部、サプリメントも使用)。

 

現在、その25日目。

 

取材先で出してくれたお菓子はこっそり持ち帰ってスタッフにあげたり、立食の宴会では泡盛のふりで水を飲むなど、それなりに苦心をしているのですが、95%以上、新ダイエット法を遵守しています。

 

その効果はてきめん。

 

7月11日時点と比べて、なんと、約4キロの減量。

 

ですから、1月末と比べますと、7キロも痩せたことになります。

 

しかし、「痩せたね!」と言ってくれる人が極めて少ないのが、寂しいところ。作家の林真理子さんと同じ悲しみを味わっています。

 

もともと体格の良い人は、10キロくらい減量しても、体型の変化を他人に感じ取ってもらえないようなのです。(本人の手応えは十分なのですが……)

 

ダイエット当初は「ほかほかの御飯!」「淡すいの沖縄そば!」「ホワイトソースのパスタ!」「親子丼!」「はがま寿司の握り!」などが夢に出てきました。休肝日(ラジオ番組の前日)以外も休肝日状態に、酒好きの私は「発狂しそう!」でした。

 

しかし、いまはそうでもありません。人間は、環境にいつしか慣れる動物のようです。

 

来週の8月10日が「ダイエット期間」(7月11日~8月10日の1カ月間)の《最終日》ですが、「おっ!痩せたな」と言われるまで、このまま突っ走ってもいいかな……と、最近は思ったりもしています。

 

*写真は、「あかさたな」(牧志公設市場近く)の「煮付け定食」と「ジーマミー豆腐」。クリックすると、拡大します。



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