「恋しくて」が恋しくて

カテゴリー: フレモニ・ネタ(~07年4月5日)…終了
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……さて、昨日、屋良悦子アナウンサーと、中江裕司監督作品「恋しくて」の試写会に出掛けてきました。

 

「ナビィの恋」はオバァ、「ホテル・ハイビスカス」は子供、そして、今回の「恋しくて」は若者たちが主人公でした。

 

その若者たちは、高校時代の「ビギン」。物語は、彼らのサクセス・ストーリーです。

 

とはいっても、中江監督の手に掛かりますと、ステロタイプの登場人物は一人も登場しません。恋人たちはもちろん、みんな新鮮で、個性が極めてゆたか!

 

唄、踊り、祭、空手、闘牛、ヒージャーまで、濃厚な沖縄素材もふんだんに登場します。

 

高校生たちの日常を、淡々と実写するかのように映していくのですが、凝縮した大自然の光景を織り交ぜてメリハリをつけ、いつのまにか、クライマックスに涙させられました。

 

この程度のジャブなら大丈夫だぞ……と思っているうちに、ノックアウトさせられてしまった気分といいましょうか。

 

中江監督とは、私が「週刊レキオ」の初代編集長だった頃からご縁があります。「パナリにて」「はれ日和」などのロケ現場や上映会場にお邪魔した思い出があります。

 

全作品を拝見しているのですが、私の好みから言いますと、この「恋しくて」が一番好きです。

 

「エンターテイメントとドキュメンタリーの水平線上に中江監督のオキナワ・ワールドは浮かんでいる!」……と、私はかねてから思っているのですが、中江監督が聞いたら、どんな答えが返ってくるでしょうか。

 

4月28日から桜坂劇場でロードショーが始まります。大いにお勧めの一作です。

 

ところで、次回作は、ラジオ沖縄を舞台に映画を撮ってくれないかなぁ。こんなにローカルに徹したラジオ局はないと思うんですが。中江ワールドと、きっとオーバーラップするはず!

 

*07年2月28日のラジオ沖縄「フレッシュモーニング」で放送。



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