TKC8月号に『不撓不屈』の感想文

カテゴリー: お知らせ
投稿日:

職業会計人(税理士・公認会計士)のオピニオン・マガジン『TKC』の平成18年8月号(403号)に私の駄文が載っています。

 

特集のひとつ「映画『不撓不屈』全国90の上映館で一挙公開!」のなかの、「識者がみた『不撓不屈』」という見出しの頁です。

 

そうそうたる「識者」の皆さんによる映画の感想文がずらり。

 

あらためて自分の駄文を読み返してみましたが、まさに《恐縮》……恐れ縮む思いでした。

 

手に取る機会がありましたら、ご覧くださいませ。



関連記事
    None Found

「日本沈没」で沖縄列島も沈んだ?

カテゴリー: フレモニ・ネタ(~07年4月5日)…終了
投稿日:

話題の映画「日本沈没」を封切日(06年7月15日)に見てきました。

 

日本版の「タイタニック」と称したらいささか大げさかもしれませんが、私は、予想を超えて面白かったです。

 

もう33年も前になるようですが、私は原作を読み、最初の映画化作品を、小学生だった弟を連れて新宿の映画館に見に行った思い出があります。

 

しかし、今回のリメイク版は、全く別の物語……と言っていいほどの内容でした。

 

主人公の潜水艇「しんかい」のパイロットは、藤岡弘さんから草薙剛さんに。その恋人役は、いしだあゆみさんから柴咲コウさんに。地震学者は、小林桂樹さんから豊川悦司さんにそれぞれバトンが受け継がれていました。

 

草薙さんが演ずる主人公は、潜水艇「しんかい6500」の有能なパイロットで「深い海に子供の頃からあこがれて、それが高じてこの仕事に就いた」青年です。

 

主人公は、地震学者(豊川悦司)・同僚パイロット(及川光博)とともに日本沈没の予兆を察知します。

 

並行して、レスキュー隊の女性隊員(柴咲コウ)との運命的な出会いがあります。彼女に対しては、イギリスに一緒に逃避しよう!……というプロポーズにまで至ります。

 

しかし、彼女は、首を横に振ります。阪神大震災で両親を失っていたのでした。恋人の強い使命感に揺さぶられ、いま自分は何をなすべきか、主人公は苦悶し、やがてある選択をします。

 

リメイク版は、昔の作品のように日本沈没を受け入れ、見守りません!

 

死んだ同僚パイロットの後継として「しんかい」に乗り込んだ主人公は、まさに命を賭け、未曾有の天災に対して敢然と立ち向かいます。

 

日本列島を海中に引き込むプレートを破断する国家プロジェクトの、最も難しい仕事を引き受けたのです。

 

このクライマックスは、圧巻!……でしたよ。

 

原作にとらわれず、ボーイ・ミーツ・ア・ガール・ストーリー……つまり、主人公の成長物語に書き換えたところが、「けっこう面白かったぜ!」と私が褒める最大のポイントです。脚本家に拍手を贈りたいところです。

 

柴咲コウさんも格好良かったですが、担当大臣役の大地真央さんが、実に颯爽としていました。選挙に打って出たら、1票入れたくなるほど!

 

豊川悦司さん、及川ミッチー(光博)さんの熱演も光っていました。

 

りえ(ラジオ沖縄・新垣アナウンサー)さん、見て損はないと思いますよ。

 

ちなみに、原作でも、33年前の映画化作品でも、沖縄は沈没する設定になっています。沈没が報告されるシーンがあるのです。

 

しかし、今回の作品では蚊帳の外。もしかしたら、沖縄列島の沈没は、免れているのかも?

 

*06年7月17日のラジオ沖縄「フレッシュモーニング」で放送。

 

*放送後、知人を含めて、賛否両論が噴出。「じゃあ、鈴木さん。草薙君の交通手段はなんだったんですか?」「自衛隊の宣伝映画になってませんか?」「タイタニックとは比較しないでください。だって、ウソっぽさが(日本沈没には)ありすぎますよ」「宇宙戦艦ヤマトが好きなオッサンには、うけるかもしれませんがね」と、たて続けて口角泡を飛ばされたときには、閉口しました。



関連記事
    None Found

「千代金丸伝説」真偽

カテゴリー: フレモニ・ネタ(~07年4月5日)…終了
投稿日:

さて……。

 

国宝琉球国王尚家関係資料展「琉球王国の煌めき」がいま、那覇市歴史博物館(パレット久茂地4階)で開催中です。

 

国宝に指定された美術工芸をはじめ、文書・記録類などおよそ70点が展示されています。

 

琉球王が戴いていた冠などが人気のようですが、今回、私が出掛けてみる気になったのは、これまでの展示会とは比較にならないほど間近で見られる……という噂を聞いたからです。

 

特に拝見したかったのは、宝刀・千代金丸です。

 

行ってみましたら、噂通り、じっくり観賞できました。

 

千代金丸にはリエさん、有名な伝説がありますよね。

 

そもそもは、北山王・攀安知の持ち物でした。

 

攀安知は、尚巴志によって今帰仁城が落とされる間際、この刀で、城内の守護神であるイベ(盤石)を「役立たず!」とばかりに斬りつけ、続けて自分の腹を切り、この刀を志慶間川に投げ込んだそうです。

 

ヤマトンチューの武者を彷彿とさせますね。

 

その後、この刀は、なぜか伊平屋島の人間によって川から拾い上げられ、尚巴志へ献上された……ということです。

 

イベを斬りつけた……というくらいですから、さぞかし厳めしい刀かと思いきや、刃の長さが70センチくらいの、小振りで上品な刀でした。

 

観察してみますと、柄は、剣道の竹刀のように両手で握るタイプではなく、片手打ち……でした。

 

ですから、サーベルの日本刀版……という感じです。

 

刀身は、イベを斬れるようながっしりしたものではなく、戦闘用とはとても思えませんでした。

 

柄や鞘は、金無垢で毛彫りが施されており、高貴なたたずまいでした。

 

じっくり観賞させてもらって、伝説はやはり、伝説のようだな……と実感しました。

 

興味のある方はぜひ、有名な伝説ですけど再チェックをしてご覧になると思わぬ発見があるかもしれません。

 

柄頭には、大世……という二文字もあるようです。刀ひとつでも、想像の翼をたっぷりと広げられますよ。

 

この展覧会は、8月30日まで開催しています。

 

*06年7月11日のラジオ沖縄「フレッシュモーニング」で放送。

 

*写真は、千代金丸の柄の部分。クリックすると拡大します。



関連記事
    None Found