基幹作物の思わぬ〈CO2対策〉効果

カテゴリー: フレモニ・ネタ(~07年4月5日)…終了
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さて、共同通信のニュース(06年3月8日付)によりますと……。

 

地球全体の海面が過去100年間でおよそ0・5度上がり、水位も1年に1ミリから2ミリの割合で上昇していることが気象庁のまとめで分かりました。
気象庁は「地球温暖化が影響している」と指摘していて、CO2(二酸化炭素)の排出量が多い状態がこのまま続くと、2100年ごろには海面の水位が現在より15センチから16センチ、上昇すると予測しています。

 

リエさん。……こういう記事を読みますと、CO2問題が身近に感じますね。

 

沖縄では、沖縄電力も、燃料を石炭から、CO2を比較的発生しにくい液化天然ガスにシフトしていますし、京都議定書以来、関心は高まっていると言っていいでしょうね。

 

ところで……。

 

沖縄の基幹作物・サトウキビが、CO2対策に有望だ……という話を聞いたことがありますか?

 

そう投げ掛けますと、「サトウキビの絞りカスであるバガスからエタノールを造って、ガソリン代わりにするんでしょ!」という答えが返ってきそうですが、今朝のハナシは、ちょっと違うんです。

 

実は、サトウキビは、CO2をよく吸ってくれて、CO2の固定能力に優れているのだそうです。

 

琉球大学農学部の川満芳信氏・上野正実氏らが「日本熱帯農業学会」(01年)で発表した資料『サトウキビを利用した地球温暖化抑制バイオ・エコシステム』に、次の一文が載っています。

 

 ……いまのところ、サトウキビがせっかく固定したCO2はバガスの燃料利用や微生物による分解などで再び大気中へ戻っている。そこで、副産物であるバガスを炭化してCO2を永久に固定化する。同時に、このバガス灰を土壌改良材として利用してサトウキビの増産を図り、CO2の固定量をさらに増加させる……

 

 つまり、サトウキビは、砂糖の原料ばかりでなく、CO2対策としても有望なのだそうです。

 

沖縄電力がもし、このアイデアに関心を持ち、コストが見合えば、広大なサトウキビ畑を所有するようになるかも……。世界中の電力会社は、CO2対策で、植樹などにも熱心に取り組んでいますからね。

 

その畑で収穫されたサトウキビは、やはり、同社の関連会社グレイスラムが「南大東島」発で大ヒットを飛ばしている《ラム》=写真参照=の原料になったりして(笑)……。

 

*06年3月8日のラジオ沖縄「フレッシュモーニング」で放送。

 

*『サトウキビを利用した地球温暖化抑制バイオ・エコシステム』については、下記をクリック!
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