続・軍事評論家が普天間移設問題の《落とし所》を予見

カテゴリー: レポートorエッセー
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わが『ウチナータイムス』で昨日(06年4月6日)、軍事評論家・神浦元彰氏のレポート「普天間移設問題の《落とし所》」を紹介しました。

 

神浦氏は、私がパーソナリティーを務めてるラジオ沖縄「フレッシュモーニング」の一コーナー『森永卓郎のなるほどニュースネットワーク』で解説者を務めていらっしゃる方でもあります。

 

そして今朝(現在8時半)。『読売新聞』(06年4月7日付)には、「普天間移設、政府が新たな微修正案」という見出しで下記の記事(要約)が……。

 

 

沖縄県の米海兵隊普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部への移設問題で、政府が、米軍機の飛行ルートを変更して名護市の辺野古、豊原、安部3地区の集落や南側の宜野座村上空を回避する新たな微修正案をまとめたことが六日、分かった。

 

当初の政府案の代替施設の場所はほとんど変えず、滑走路の角度などを変える内容と見られる。

 

島袋吉和市長は七日、都内で額賀防衛長官と再会談し、最終決着を図る。稲嶺恵一知事も八日に上京し、額賀長官と会談する方向で調整している。

 

関係者によると、新たな微修正案は、政府側が六日、宜野座村に説明し、内諾を得た。同村は、日米両政府が合意した沿岸案や政府の最初の微修正案では、米軍機が上空を飛行するため、強く反発し、政府にルート変更を要請していた。政府は、こうした要望に最大限配慮したものだ。

 

島袋市長は六日、稲嶺知事や、市議会の与党会派、周辺自治体の首長と相次いで会談し、七日の額賀長官との会談での対応について最終調整した。島袋市長は「いい話が進んでいる。一両日中に決めたい」と周囲に話した。

 

島袋市長から説明を受けた首長らは、移設受け入れを前提に、政府に要望する具体的な経済振興策の検討を開始した。北部市町村会会長の宮城茂・東村長は「額賀、島袋両氏の政治決断で早急に結論が出るだろう。非常にうまくことが進んでいるようだ。もう決裂はない」と語った。

 

 

神浦レポートを読んだ後に『読売』のこの記事を眺めますと、「王手!」という防衛庁サイドの声が聞こえてきそう。

 

しかし、地元紙『琉球新報』『沖縄タイムス』の今朝の紙面は、新《微修正》案で大詰め(決着!)を迎えている気配を伝えていません。

 

『読売』報道と「地元紙」報道の温度差は、何か起因しているのか、今日午後の「額賀(防衛庁長官)・島袋(名護市長)会談」(民主党代表選挙の陰に隠れてしまうかも?)の結果とともに、今後の注目点にしたいと思っています。

 

*写真は、沿岸案予定地(鈴木撮影)。クリックすると拡大します。



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